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2013年11月19日火曜日

【2013年】 東京のシイタケからセシウム (食品の放射能検査)

■東京のシイタケからセシウム

11月18日 厚生労働省公表 放射能検査の結果によれば、東京のシイタケから放射性セシウムが検出されました。

東京都 檜原村のもの(非流通品)からは1キロあたり15ベクレル東京都 あきる野市のもの(非流通品)からは同じく11ベクレルとなっています。

なお、今回公表の検査結果で基準値を超えたのは、以下の食品です。

No.1737 :長野県産クリタケ (Cs: 160 Bq/kg)
No.1738 :長野県産シモフリシメジ (Cs: 270 Bq/kg)

*いずれも、産地は長野県軽井沢町。
*番号は下記リンク先ページにアップされている表中の通し番号です。

(ソース)
厚労省のHP:食品中の放射性物質の検査結果について(第769報)
  (2013年11月18日公表分)
 *表中の通し番号1688番と1689番が当該検査結果です。

キノコ類の放射能汚染には、引き続き注意する必要がありそうです。


■2013年も関東地方にセシウム降下

2013年9月、引き続き東京都をはじめとして関東地方にも微量の放射性セシウムが降下。

以下、2013年9月の環境放射能水準調査結果(月間降下物)です。

*数値は、左側がセシウム134、右側がセシウム137。
*単位はMBq/km2。1平方メートル当たりのセシウム(Bq)に置きかえられると思われます。たとえば、10メガベクレル/平方キロメートル=10ベクレル/平方メートル。
(参考)
Yahoo!知恵袋:メガベクレルとベクレルは単位が違うんですよね?

〇 茨城県(ひたちなか市) 6.9、14
〇 栃木県(宇都宮市) 0.40、0.91
〇 群馬県(前橋市) 0.76、1.5
〇 埼玉県(さいたま市) 0.32、0.70
〇 千葉県(市原市) 0.72、1.5
〇 東京都(新宿区) 0.69、1.6
〇 神奈川県(茅ヶ崎市) 0.35、0.70

(ソース)
原子力規制委員会のHP:環境放射能水準調査結果(月間降下物)
  (2013年9月分 PDFファイル)

セシウム137の半減期は30年。放射能の影響がすぐにはなくなることは期待できそうにありません。ですので、食品や土壌の放射能検査のニュースには、引き続き気を配るのがよいと思います。


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