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2013年11月24日日曜日

【放射能】 長野県の「チャナメツムタケ」から2900ベクレル

■長野県の「チャナメツムタケ」から2900ベクレル

11月22日 厚生労働省公表 放射能検査の結果によれば、長野県佐久市の「チャナメツムタケ」から、1キロ当たり 2900 ベクレルの放射性セシウムが検出されました。

今回公表の検査結果で基準値を超えたのは、以下の食品です。

No.725 群馬県産ワカサギ(Cs:120 Bq/kg)
No.2417 山梨県産チャナメツムタケ(Cs:230 Bq/kg)
No.2420 長野県産ハナイグチ(Cs:230 Bq/kg)
No.2421 長野県産チャナメツムタケ(Cs:2900 Bq/kg)
No.2424 長野県産ムラサキシメジ(Cs:120 Bq/kg)
No.2425 長野県産ムキタケ(Cs:350 Bq/kg)

*番号は下記リンク先ページのPDFファイルにアップされている表中の通し番号。

(ソース)
厚労省のHP:食品中の放射性物質の検査結果について(第773報)
  (2013年11月22日公表分)

11月18日公表の検査結果では、軽井沢町のクリタケやシモフリシメジが基準値超えしています。

11月18日公表分の基準値超えは次のとおり。

No.1737 :長野県産クリタケ (Cs: 160 Bq/kg)
No.1738 :長野県産シモフリシメジ (Cs: 270 Bq/kg)

*いずれも、産地は長野県軽井沢町。

(ソース)
厚労省のHP:食品中の放射性物質の検査結果について(第769報)
  (2013年11月18日公表分)

キノコ類の放射能汚染には、引き続き注意する必要がありそうです。


■2013年も広範囲にセシウム降下

2013年9月、引き続き微量の放射性セシウムが降下しています。

以下、2013年9月の環境放射能水準調査結果(月間降下物、一部抜粋)です。

*数値は、左側がセシウム134、右側がセシウム137。
*単位はMBq/km2。1平方メートル当たりのセシウム(Bq)に置きかえられると思われます。たとえば、10メガベクレル/平方キロメートル=10ベクレル/平方メートル。
(参考)
Yahoo!知恵袋:メガベクレルとベクレルは単位が違うんですよね?

〇 新潟県(新潟市) 不検出 [ND]、0.045
〇 石川県(金沢市) 不検出 [ND]、0.034
〇 山梨県(甲府市) 不検出 [ND]、0.13
〇 長野県(長野市) 不検出 [ND]、0.068
〇 静岡県(静岡市) 0.054、0.12

(ソース)
原子力規制委員会のHP:環境放射能水準調査結果(月間降下物)
  (2013年9月分 PDFファイル)

セシウム137の半減期は30年。放射能の影響がすぐにはなくなることは期待できそうにありません。ですので、食品や土壌の放射能検査のニュースには、引き続き気を配るのがよいと思います。


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