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2013年11月28日木曜日

【放射能】 伊豆市の「鹿肉」から 27 ベクレルのセシウム

■伊豆市の「鹿肉」からセシウム

11月27日 厚生労働省公表の放射能検査結果によれば、静岡県伊豆市の「鹿肉」から、1キロ当たり 27 ベクレルの放射性セシウムが検出されました。

今回公表の検査結果では、静岡県の伊豆市や浜松市の原木シイタケからもセシウムが検出されています。

以下、今回の検査結果からの抜粋です。

1,762番: 伊豆市 原木シイタケ H25.11.18: 11
1,763番: 伊豆市 原木シイタケ H25.11.18: 18
1,764番: 伊豆市 原木シイタケ H25.11.18: 2.1
1,765番: 伊豆市 原木シイタケ H25.11.18: 29
1,766番: 浜松市 原木シイタケ H25.11.18: 4.3
1,767番: 伊豆市 原木シイタケ H25.11.18: 40
1,768番: 伊豆市 原木シイタケ H25.11.18: 30
1,769番: 伊豆市 原木シイタケ H25.11.18: 3.7
1,770番: 伊豆市 原木シイタケ H25.11.18: 34
1,771番: 浜松市 原木シイタケ H25.11.18: 11
1,775番: 伊豆市 シカ肉       H25.11.18: 27

*数値は1キロあたりのセシウム合計(ベクレル)
*日付は採取日
*番号は下記リンク先ページのPDFファイルにアップされている表中の通し番号

(ソース)
厚労省のHP:食品中の放射性物質の検査結果について(第776報)
  (2013年11月27日公表分)

過去の記事でも触れましたが、11月18日公表の検査結果では、長野県軽井沢町のクリタケやシモフリシメジが基準値超えしています。

11月18日公表分の基準値超えは次のとおり。

1,737番 :長野県産クリタケ (Cs: 160 Bq/kg)
1,738番 :長野県産シモフリシメジ (Cs: 270 Bq/kg)

*いずれも、産地は長野県軽井沢町。

(ソース)
厚労省のHP:食品中の放射性物質の検査結果について(第769報)
  (2013年11月18日公表分)


■2013年も広範囲にセシウム降下

2013年9月、引き続き微量の放射性セシウムが降下しています。

以下、2013年9月の環境放射能水準調査結果(月間降下物、一部抜粋)です。

*数値は、左側がセシウム134、右側がセシウム137。
*単位はMBq/km2。1平方メートル当たりのセシウム(Bq)に置きかえられると思われます。たとえば、10メガベクレル/平方キロメートル=10ベクレル/平方メートル。

〇 新潟県(新潟市) 不検出 [ND]、0.045
〇 石川県(金沢市) 不検出 [ND]、0.034
〇 山梨県(甲府市) 不検出 [ND]、0.13
〇 長野県(長野市) 不検出 [ND]、0.068
〇 静岡県(静岡市) 0.054、0.12

(ソース)
原子力規制委員会のHP:環境放射能水準調査結果(月間降下物)
  (2013年9月分 PDFファイル)

セシウム137の半減期は30年。放射能の影響がすぐにはなくなることは期待できそうにありません。ですので、食品や土壌の放射能検査のニュースには、引き続き気を配るのがよいと思います。


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